サレのピカソ美術館 ― 2006年07月31日 16:08

ピカソ美術館の実に美しい階段室です。
階段の欄干もなんてきれいなんでしょう。
この彫刻装飾は、ベルサイユ宮殿の装飾の仕事も手掛けた職人の手に依っています。
階段室は全体に柔らかな乳白色で、
天井や壁の彫刻も手すりの装飾も優しげでいい感じです。
この館は歴史の中で公邸になったり、邸宅になったり、
革命後(1815年~)は学校として使われたそうですが、
バルザックもこの学校に通ったようで、
彼の作品の「小市民」の中にこの学校のことが出ているそうです。
トイレだけは真っ赤な洗面台で、いかにも近代的でした。
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